2017.02.16 諸行無常
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この世はすべて時の流れの中で変化変滅を繰り返してゆく。それを仏教では諸行無常という。

今まさに日本を代表する会社の東芝が、原子力事業による損失でこの世から消えようとしている。盛者必衰の理である。
原子力事故を起こしていないアメリカで7000億を超える損失を出しているというのだから驚きだ。どうして福島第一の原子炉を作ったひとつの会社でもあるのに、責任を全くとっていないのは不思議だと思っていたが、思いもかけぬアメリカからそのつけがまわってきたということなのかもしれない。作る以上はそれをきちんと壊していくという責任も絶対にあるのである。
この東芝の破たんで、たくさんの雇用が失われ、また関連企業の倒産へとつながり、失業者が増え、それを何とか食い止めようと、銀行が手を貸し、国が最後には手を貸すのかもしれない。
しかし、3.11の教訓を全く無視している限り、原子力を推進し、それに携わっている会社が同じようになるのは間違いなく、もうこれ以上の痛みが出ないように原子力産業からの完全撤退を日本が宣言し、廃炉の責任をとり、そしてクリーンエネルギーに本格的に向かっていくことが日本の新しき産業となるのであろう。

車産業も、国をしょっているほどの利益を出しているというが、すでに大きすぎるものは、それ以上に大きくしていくことではなく、個人個人の意識を高めてゆく方向を指し示し、人類の安寧を作り上げてゆく方向に向かっていくべきなのである。今の、アメリカも、巨大な株式会社のような国として動こうとしているようで、一人のリーダーが強大な力で国のかじを切ろうとしても、実現できないということをはっきりと示してくれるだろう。そしてそれらはまさに盛者必衰の理の中のあがきのように見えるのである。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

この世はいつまでもそんなもの
いよいよもって永遠の命の存在を知る時期に至っているのである。



世界人類が平和でありますように


無限なる愛


無限なる自由




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