2015.08.08 日本の天命
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 日本は昔から神ながらの国といい、大和の国といい、霊の本(日本)といい、日章旗に示されているように、白地に太陽、つまり霊光がまん丸く統一されて輝いている、そういう本質を自ずと現わしているのです。
 日本という国は、調和の本質をそなえておりまして、中国文化が入ってくると、それをいつの間にか、日本文化の中に融かしこんでしまう、 ヨーロッパ文明が入ってくれば、これも直ちに日本流に調和させてしまう、というように、なんでも日本にくると調和されて、日本流になってしまう、という不思議な要素をもっています。
 各国の料理なども、日本人の手になると、なんでもこなされてしまいまして、日本に来ると、どこの国の料理も美味しく料理され、ものによると、その国の料理よりも日本人の手になったほうが美味い、という程になっています。
 そういうように、各国の特徴を巧みに融合させ調和させてしまう特技をもっているのであります。ですから今日まで、日本人の発明になるものというのは甚だ少なく、外国の発明発見を、日本人がよりよく改善してゆく、ということになっております。日本人はよく猿真似が上手だといいますが、確かに発見発明するより、そうされたものをよりよく生かしてゆく調和さいせてゆくとうことが上手なのであります。
 すべてを融和させ和合させるという、日本の本質は、大きくは世界平和ということに重大なる役目をもっているのでありまして、 どうしても必然的に世界平和へ向う智慧や方法は日本から生れてくるようになっているのです。これは現在うなずかない人がいても、後には成る程と肯かざるを得ないようになってきます。
 日本が現在唯一の核爆弾の被害国であることなどは、日本が核戦争を阻止し世界を平和に導いてゆかねばならぬことを、実証してみせたようなもので、核兵器核装備に対して日本が拒否することは、日本としては当然である、と各国に思わせる充分なる立場をつくってくれています。
 核爆撃をされることなどは、日本政府としても、日本国民としても、その日の近ずくまでは知るよしもなかったことで、すべて日本の天命が完うされるための神仕組なのです。

日本の進むべき道を誤またせるな

 そこで日本の理想と使命を一口にいうと、世界のあらゆる文明文化を融合させ、世界の完全平和の実現のための先達となる、ということであります。
 右のものと左のものとを融合させ、その和の中から新しいものを生み出す、これが日本の天命の一つなのであります。右のものに組して左のものを叩いたり、左に組して右のものを叩いたりするのは、日本人のすることでもなければ、日本国のすることでもありません。日本人はすべてを生かす中庸の道、調和の道を歩むことがその天命なのであります。
 ですから、その道を外れてしまえば日本の天命は果されないのですから、日本国は滅びるより仕方がありません。日本国が減びれば、世界完全平和実現の先達となり、中心となる天命の国は他にはないのですから、世界は滅びてしまうに違いありません。これを逆説的にいえば、宇宙は大調和にむかって進んでいるのであり、神々や古来からの各聖賢が力を揃えて、地球人類の平和達成のために働いておられるのですから、地球が滅亡することはない。だから、日本の天命は果されることになる。従って、日本は滅亡することはない。ということになり、やがては世界は完全に平和になるに定まっているということになります。
 しかし、現実の世界は一触即発の危険な状態にあり、現象的にみれば、各予言のように最後の審判的な恐ろしい事態にならざるを得ないようにみえます。
 ですから人によると、世界の平和などという夢のようなことを考えずに、如何にその場その場を他国に侵かされずに切りぬけてゆくか、ということを問題にして、日本は処してゆかねばならぬ、といっております。それには米国としっかり手を組んで、共産主義の侵略を防いでゆくことである、そのためには日本の軍備を強化することは勿論である、というわけです。
 この人たちには、日本の本質も、理想も天命も無いわけです。 そういうことはひとまずおいて、現在に処するということなのであります。 現在に処して後はどうする、そういう後のことはその時になって考えるわけです。
いつでも他国の動きによって動くわけでありまして、敵と思われる国々をすっかり絶滅させるまでは、世界平和ということは考えられないわけなのです。
 ところが、私どもの霊的考察によりますと、敵があるとか無いとかいう問題ではなく、
字宙の進行による地球渡動の変化につれて、どうしても変化させねばならぬ、宇宙観、人生観の問題でありまして、地球人類側にその変化に対応する心がまえがなければ、人間としての敵ばかりではなく、地球波動の変化による天変地異による、 大悲劇がもたらされるかも知れないのです。
 ですから共産主義国のすべてを叩きふせても、それは一時のがれのものであって、無駄骨折りに過ぎないものであるというのであります。 しかもその無駄骨を折るのには、やはり地球人類の運命をかけ、多大の犠牲をはらい、時によれば、地球人類減亡の危険さえあるのです。

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暗黒思想を消減させるもの

 問題になってくることは、やはり、世界制覇をめざして、着々と思想謀略を計っている国家や集団があることと、虚無主義的な破壊思想をもっている集団のあることなのです。
 これらの国家や集団は、日本の労働争議や学校騒動などを牛耳り、あらゆる手段をもって、日本の現在の政治体制を根底からくつがえして、自国や自分たちの思想のままに、日本を操ろうとしているのであります。
 それは単なる共産主義者たちだけではなく、もっと奥深い暗黒思想なのです。ですから表面に現われている共産主義者や、共産主義国を叩いたとしても、それでよいのではない、と私はいっているのです。
 こういう謀略をよく知っている憂国の人たちは、 その謀略を防ごうとして必死になって活動しているのでありますが、現実的には、そういう謀略を受け入れ易い状態が世界中にあり、日本にもありまして、現在の宇宙観や人生観では、とてもその侵略を防ぎ得るわけにはいかないのです。
 そこで憂国の人たちは、心痛しながらも、そういう謀略があるのだ、日本の危機だ、世界の危機なのだと叫びつづけるだけで、どうにも具体的な手が打てずに切歯扼腕(せっしやくわん)しているのであります。そこでどうしても、国内防衛のためにも、外交政策のためにも、軍備を充実させねばならぬ、というように武力に頼る方向にその主張が向いていってしまうことになるのです。
 私なども現実的な面だけをみている時には、その人たちの気持がよくわかるのですが、そういう主張がかえって、暗黒思想団体の謀略のうまい口実になり、日本の右翼が日本を再び軍国主義にさせようとしている、というような喧伝をして、民衆は大体もう戦争にはこりごりしていますので、そういう喧伝にうまく乗ってしまい、 日本の思想が分裂させられてしまうのです。
 このように、日本の思想が分裂していることが一番危険なことだと私は心配するのであります。 日本の思想が分裂していることは、何かの拍子に火がつくと、内乱にまで発展しないとはいえないのです。
 暗黒思想の謀略は実に危険であり困ったものですが、これを抑えるのに軍備というのも、業因縁の流転でありまして、これではいつまでたっても日本の平和も世界の平和も成り立たない、と私は説いているのであります。
 ですから、どこからどこまで考えても、結論としては、神のみ心の大調和精神に沿って、世界平和の祈りを根底にして、 すべての行動としてゆかねばならないということになるのであります。
 今日の世界では、今までのような神を離れた、小智才覚だけの生き方では、自分をも国をも人類をも守り得ないことが明らかになってきているのです。そのことを、 つきつめて考えて'みることが、人々にとって必要なのであります。


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「日本の心」 五井昌久著


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