s-2013-04-26 019

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・・・・・・・・・・・・日本の国民の大半は絶対に戦争はしたくない気持です。なかには、たとえ共産主義圏の支配下になっても、戦争をするよりはよい、という人さえいます。実際に共産主義下の圧制政治を味わったことのない人は、実際に体験した戦争の恐怖にくらぶべきもないのでしょう。
 たとえ共産主義の政治が悪魔のような圧制政治であっても、恐怖と死とが同時におしよせてくる戦争の恐ろしさよりも増しだ、と思うのも無理のないことです。日本人は心の底から戦争を恐怖しているのですから。日本ばかりではない世界中が、日本流にいえば、八方ふさがりの状態で、その場その場の成り行きに合わせて生きているという状態なのです。
 そうしているうちに、世界はいつの間にか大宇宙の運行軌道を外れきって、滅亡の彼方に進んでいってしまうかもしれないのです。日本はここで、一大勇猛心を起して、世界のどこの国でも行なっていない、 一億総力を挙げての平和の祈りをつづけていったらどうかと思うのです。日本には他になんの想いもない、ただひたすら地球世界の平和を願うだけなのだ、ということを、終戦時の一 億総ざんげではないが、そういう方向に国民の心を結集させてゆくのです。
 これは民間側と政府側と、異なった角度でもよいから、日本人全員は、世界の平和だけを願っているのだ、ということを、諸外国に徹底させて知らせることが大事なのです。日々一瞬々刻々、つねに世界平和のこころが国中に世界中にひびきわたっている、ということが必要なのです。悪いことばかりを描き出し、対立抗争のニュースばかりを流さないで、新聞やラジオやテレビや週刊誌やすべてのマスコミの活動が世界平和ということを中心にして報道するのです。
 日本中を平和のひびきで包んでしまうのです。これはやればできないことではありません。自民党が悪い、社会党が悪い、中共が悪い北鮮が悪い、という悪い悪いという抗争精神はひとまず隅において、日本の平和精神を外国がなにをいおうとおかまいなしに、徹底させてゆくのです。
 政府与党としても、なにも戦争の方向に国を進ませようと思っているわけではなく、米国との国交上や、共産主義国の侵略防止のための自術手段を取りたいだけなのですから、徹底した反共策を取っているわけではないのです。このへんからはあまり対立抗争のほうに進まないで、国内の平和運動のほうに重点をむけてゆく必要があるはずです。平和運動というのは左翼主義者の看板である、という印象をスッキリとぬぐい去って、真の平和連動を、政府自らが打ち出していって、どこが悪いというのでしょう。ロ先ばかりで平和を守るとか、憲法は改正しないとかいったって、国民も共産主義国側も納得するわけがありません。
 米国や韓国とはその点ではっきり一線を劃して、 日本独特の生き方をすることが、 かえって世界の信用を得ることになるのです。なんでもかでも外国とのつり合いによって行なうというような、自主性のない生き方では、日本の天命は完うされません。.
 日本独特の平和運動をするためには、心の底から地球世界を滅亡させてはいけないのだ、ということを思わなければなりません。少しぐらい日本の利得が失われても、地球を滅ぼしてしまう方向に向うよりはよいのだ、 とはっきりと政府も国民も割りきってかかることが必要なのです。
 その日その日が無事にすめば、後のことはまた後でどうにかなる、などという自主性のない、頼りのない生き方では、現在の世界の荒波に処してはいけません。日本人が一丸となって、世界の救世主になって、平和世界を現出させなければ、他のどの国にもそれはでき得ぬことなのです。なぜかと申せば、いつも申しておりますように、日本の天命が大和世界をつくることにあるのですから、日本が世界平和のイ二シアチーブを取るのは当然なのです。そのためにこそ、日本が最初に原爆の洗礼を受け、身をもって戦争の悲惨、しかもこれからの戦争の大惨事を体得させられたのです。
 これもすべて神はかりにはかりたもうてなされていることで、地球世界は必ず最後には、平和そのものになるのです。そのためには、各自各国が自己や自国の天命完うのために働かなくてはならないのです。米国はすでに物質経済のため、世界の物質文明のために大きな働きをしてきているのです。それが米国の天命ともいえるのです。こんどは日本が自国の天命を完うする番になっているので、世界を戦争の災禍から救うための大きな働きを、国民挙げて達成してゆかねばならぬのです。 共産主義国を滅亡させれば世界が平和になるなどという、米国式の愚かな考えを捨て去って、あらゆる国々を包含した、真の世界平和達成のために、私どもは神々の加護を願いつつ、日々の生活を送らねばならぬのです。一日も早く、日本中が、世界平和の祈りを、日々の行として生活してゆけますよう祈らずにはおられません。


昭和43年3月 五井昌久著『日本の天命』より

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世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私たちの天命が完うされますように

無限なる感謝



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