2012.03.06 石のオブジェ
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昼前、車通りの多い北澤バルブの交差点の下、反対車線に2羽のカラスが、私が通っても逃げもせず何かをつついていて、ちょっと赤いものが見えた。
対抗車がたくさん来てカラスが飛びあがった時、バックミラーに小さな動物がつぶれているのが見えた。たくさんの車が通過していった。
 時間までに行くには間に合わなくなってしまうと思ったが、500mほど走ったところでUターンした。久しぶりに動物の死んだ姿を見た。顔がつぶれて何だかわからない、最初に子犬かそれとも子狐かと思ったが、つぶれた死体を道横にある竹林のところに運ぶと、以前も全く同じところに大きなタヌキを置いたことを思い出した。そして枯れた竹の葉をかけているとまるい耳が何ともかわいらしく2つあった。子供のタヌキだとわかった。何度か踏まれ跳ばされ道の真ん中に横たわり、いったいどれくらいの間そこにいたのだろうか。カラスが見つけ、噴き出た腹の肉をつつき、朝の時間みな忙しくかまっていられなかったのか、何台の車がそこを通り過ぎて行ったのだろう・・・・・
竹林に埋め、手を合わせていると林の奥がごそごそと音を立てて何かの気配がする。親か兄弟がその中にいるに違いない。土の上、さぞかしホッとしたであろうと思わず涙が込み上げてきた。
丁度、左のポケットには数珠があり、握りしめ羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 般若心経と唱え、狸さんの安寧を祈り、世界平和の祈り、生きとし生けるものたちの平和を祈った。

家に帰り、予定を変更して、丸い耳のある石のオブジェを作った。
s2012-03-07 004のコピー


大地から湯気が上がり霧となって流れてゆく
この霧を浴びすべては目を覚ます

sコピー ~ 2012-03-06 029

まだ雪残るわが家にも流れ込んできて、ゆっくりと、くまなく流れ消えていった。
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無限なる目覚め


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