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家具が来て部屋が完成していく

家造りというのは空間づくりであり、その空間をどのように仕上げていくのかというところに楽しみがあり、今回の仕上げの一つとして、古い洋家具を入れるというのがあったので、家を作っているときに毎夜オークションで家具探しをしていたのである。それが原動力ともなって、家に関しては屋根以外全く買わないで、あるものだけを使って作り続けられたわけである。

 先日買ったキャビネットは高さが190cmで幅も120cmで、この部屋では小さく感じて、蓄音機のレコード入れとして使うことにして、
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 もう一回り大きなものがいいと、そしてフランスのアンティークで100年以上前のものということで絞って選んだものが、ついに届いた。高さ220cm幅145cmで、すごく大きく感じるキャビネットである。
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はるばる19世紀のフランスから私の人生よりも長く、多くの人と出会い、長旅をしてついにわが家にやってくれたわけである。よくぞわが家にいらしてくれました。ありがとう。そんな気持ちで今喜びでいっぱいになっている私なのである。
雅は写真の時はこの彫刻が怖いなあといっていたが、実物を見てかわいいねと変わってくれた。
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それにしても戦乱の20世紀を超え、歴史を積み重ね、はるばるフランスから日本まで運ばれて来た家具が6万円で買えるというのは、どうしてなのか、どういう仕組みなのか、考えてみたところでさっぱりわからないのだけれど、すべては我が家に来るために仕組まれていたとしか言いようがない気がしているのであります。
これからわが家で一緒に暮らしていきませうね。
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母屋にあったテーブルと絨毯
そしてずっと前に近くの大山さんからもらってきた玄関の傘立ての姿見を裏から引っ張り出してきて、この部屋の壁おいてみた。
何となくだがこの家具も喜んでいるようで、
もうすっかりこの部屋も出来上がって見えてきた。

INFINITE HAPPINESS